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ナナちゃんどうしてるかなの巻(超おびえ猫ナナちゃんの話No.89)

 ナナちゃんが、もらわれていってから 約1週間。



 あんなに ふてくされ、目もあわせてくれなかったミーニャも、だんだん優しい顔になり、スリスリと寄ってきてくれるようになりました。



 からだをなでると、なんだか ずいぶん痩せているような感じがします。



 ナナちゃんのことで、頭がいっぱいで、ミーニャのことは放ったらかしでした。すまなかったと思います。



 でも、まだまだ 二階に上がるたび、ナナちゃん、どうしてるかなと、思います。



 今頃おねえさんのジーパンで爪をといで、「コラコラ」と言われてるだろうなあ、とか お母さんの肩によじのぼってスリスリしているだろうなあ、とか想像すると、しみじみとした嬉しさが こみあげてきます。



 あの時、必死に逃げるナナちゃんを、こちらも必死で保護し、世話してあげることができて、よかった。



 時期的にも、保護した夜から、急に冷え込むようになり、あの日捕まえれて、ほんとにラッキーだったと思います。



 見捨てようと思えば、見捨てれたけど、頑張ってナナちゃんを救えたことは、私にとって、小さな誇りになりました。



  



みんなにありがとう報告の巻(超おびえ猫ナナちゃんの話No.88)

 2006年1月7日、ポスターを貼らせてもらったり、お願いしたりと、お世話になった方々に電話で報告しました。



 みなさん気にかけてくださっていたらしく、すごく喜んでくれました。ほんとにお世話になりました。



 夕方、ナナちゃんの部屋にはいると、ミーニャがすごく入念に匂いをチェックしています。



 でもなにもいないとわかると、なんだか安心したような顔をして出て行きました。これでミーニャも落ち着くことでしょう。



 なんだか、不思議な感じです。昨日まで そこにナナちゃんがいたのに・・・。ドアを開けると、すぐ飛びついてゴロゴロいってたのが嘘のようです。



 でも三段ボックスの隅っこには、「スーパーボール貝塚」ならぬスーパーボールの山が・・・。



 娘が、「ナナちゃんに、スーパーボール持たせてやればよかったね。今頃探してるかもよ。」と、言いますので、



 「大丈夫。IMUさんは、買い物以外はずっと家にいて、一緒に遊んでやれますって、言ってくれてたから、もうひとり遊びのスーパーボールはいらないと思うよ。」と、言いました。



 なんだか、嬉しいのにさみしくて、スーパーボールを片付けながら、娘と二人、涙をぽろぽろこぼしました。

里親さん出現報告の巻(超おびえ猫ナナちゃんの話No.87)

 2006年1月6日続き、  娘の一言で我に帰り、急いで晩御飯を作り、それからまだ仕事中のパパに電話しました。



 「ナナちゃんに里親さんがみつかったよー!すごい いい人たちで、今もらわれていったよー!」と言うと、



 「そうかあ!そりゃあ よかったなあー。」と喜んでくれました。



 思えば、パパと娘には何回も何回も動物病院にナナちゃんを連れて行ってもらいました。最初なんかナナちゃんに噛み付かれて血を流し、動物病院ではなく人間の病院に駆け込んだこともありました。



 「ありがとう!パパのおかげだよ。」と、言うと、



 「そうだ!そうだ!」と、のたまいました。まあ、ほんとうに助かりましたから、文句は言えません。



 ナナちゃんの治療費やワクチン代で福沢諭吉さんが何枚も飛んでいきましたが、そんなお金は、「できるだけのことはしてやろうや。」と、惜しげもなく出してくれて、ほんと感謝、感謝です。



 そういえば、五年前、ミーニャと その兄弟しめて四匹を私と娘が拾ってきたときも、最初は怒った顔をしていたくせに、すすんでゲージやマットを買いにいってくれたのはパパでした。



 そういえば、家庭のことは顧みないパパに、けっこう不満がたまっていましたが、今回のナナちゃんのことで不満は感謝へと変わりました。



 ナナちゃんが来てくれて、もしかして家庭の平和も戻ったのかも。やっぱり救われたのは私たち!?



(訂正、前回No.86で、一箇所「IGUさんの車」と書いてしまいましたが、「IMUさんの車」の間違いです。すみません。) 



 

とうとうナナちゃんに里親さんあらわる!の巻(超おびえ猫ナナちゃんの話No.86)

 年末、年始は 愛知から妹ファミリーが帰省し、私たちも実家の方に泊まりに行き、初詣に行ったり遊びに行ったりと、あっという間に過ぎました。



 そして三が日も過ぎた、2006年1月6日 夕方、電話が鳴りました。



 「あの、今アミーゴでポスターを見て、子猫をいただきたいんですけど・・・。」と、女性の声が・・・。



 おおーーーーーー!!!!!夢ではなかろうか!とうとうナナちゃんに里親さんが あらわれたあああああ!!!!



 心の中では、喜びのあまり絶叫寸前状態。しかし、心を落ち着けて、



 「あの、今どちらのアミーゴですか?あ、それでしたら西の方に向かって走ってもらうと左手に病院がありますので、その角を左に曲がってもらって・・・。」



 おお!これはまさに空想して練習したまんまが、現実に!すんなり言えて、一人芝居が なんて役に立ったのでしょう!



 そして待つこと、40分ほど。優しそうな おかあさんと、二十歳ぐらいでしょうか、可愛い年頃の娘さんが、うちに来てくれました。



 二階に上がり、おびえて逃げ回るナナちゃんを見てもらいましたが、「はいはい、大丈夫よ、こっちおいで。」と、気に入ってくださった様子。



 そのあと、居間でお茶を飲んでいただきながら、ナナちゃんの今までの様子や病気の経歴などを伝えました。



 IMUさんといわれる その方は、数年前にご主人を亡くされ、その後何匹か犬や猫を飼ったけど、長生きしなかったこと、やはり動物がいないと寂しいので飼いたいことを話してくださいました。



 IMUさんは、今は退職して家にずっとおられるそうで、娘さんも猫大好きで、一人住まいをしている息子さんも週末には帰ってこられ、これまた猫大好きなんだそうです。



 そして、亡くなられたご主人も、ずいぶん動物好きな方だったようで、よく動物を保護しては家に連れ帰っておられたようです。



 話を聞いているうち、なんとなくご主人の引き合わせのような気がしてきて、涙が出そうになりました。



 お会いしたこともないのに、こうして ご縁をもてたこと、たぶんいろんな見えない力のあってのことなのでしょう。



 まちがいなく、なんの心配もいらない完璧に理想的な、ねがってもないような、ありがたい里親さんです。



 今日できたら連れて帰りたいと言われ、ナナちゃんは、トイレやらダンボールハウスやら、猫砂にキャットフードやら、毛布やらの、たくさんの荷物といっしょに、IGUさんの車の中におさまり、旅立っていきました。



 夜の闇に消えていく車を見送ったあと、家にはいり、テーブルの上のIMUさんの住所や名前を見ていると、安堵感と、少しのさみしさと感謝の気持ちが 入り混じり、なんだか涙が出てきて、しばらくむせび泣いてしまいました。



 「よかった、よかった、よかった、よかった。これでナナちゃんは絶対幸せになれる!よかった、よかった、よかった、よかった。ありがたい、ありがたい・・・。」と、座ったまま、ずぅーとひとりで言い続けていると、いっしょに喜んでいた娘も、しまいには、



 「おかあさん、わかったから、しつこい!それよりおなかすいた!」と、のたまったのでした。



 



 



 



 



 



 



 



 



 

ワクチン二回目接種の巻(超おびえ猫ナナちゃんの話No.85)

 2005年12月28日、クリスマスも終わり、なんだか今年も押し迫ってきました。



 猫好き友達KAWAさんが、ナナちゃんで癒されたいと遊びに来て二階へ上がり、ずいぶん じゃらしてくれました。



 KAWAさんにも慣れてきたらしく、ズボンで爪とぎをされ、手もガヂガヂ噛まれたようです。



 「もう!慣れたらブンブンくるわ!」と、おもしろがり、帰って行きました。



 2005年12月29日、パパが休みがとれたので、ナナちゃんを動物病院へ連れて行ってもらうことに。



 ワクチン二回目接種です。11時頃、今日は私がナナちゃんをせんたくネットに入れ、かごに入れました。



 ナナちゃんは、観念しているのか、すごくおとなしくニャンともスンともいわず、おとなしくはいりました。



 パパと娘にカゴを渡し、動物病院へ。ぶるぶる ふるえていたそうですが、無事ワクチン二回目接種完了。念のための検便もしてもらい、7090円也。



 これで、約三ヶ月間にわたる治療の日々も終わり、ワクチン二回も無事接種完了。やっとやっと・・・。感無量です・・・。



 帰ったら、やはりナナちゃん、窓際の三段ボックスのうしろに隠れたまま、出てきません。



 日本語がわかるなら、もうこれで動物病院へは行かなくていいから安心していいよ、と教えてあげれるんですが・・・。



 とにもかくにも、ひとくぎり。ここまでくるのは大変でしたが、無事病気も治り、ワクチンも打てたなんて、ほんとに ありがたい。



 もしかして助からないかも・・・、と泣いていた頃が嘘のよう。今日の日が迎えられ、ほんとうに夢のようです。



 ナナちゃん、きっと運の強い子。なんだか すごい いい里親さんに めぐり合えそうな気がしてきました。



 



 



プロフィール

kenken358

Author:kenken358
ken ken
主に妖精・小人・天使のイラストを描いています。
趣味は庭仕事・ガーデニングです。
minneで作品を販売しています→https://minne.com/@358fairy/profile

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