江戸・明治時代の油壺
( 写真撮影 倉敷市下津井 むかし下津井回船問屋 2012.4月 )
この写真の小さな陶器は、小さな一輪挿しの花瓶ではなく、
「油壺」というものだそうです。
説明版には、「油壺」(あぶらつぼ)
「髪につける油を入れたもので、
江戸時代から明治時代にかけて作られたもの。
伊万里焼が多い。」と、書かれています。
英語の説明には、[ Oil Pot , These pots held hair oil.
Many of them were Imariyaki pottery.]
と、書かれています。
小さいものなのに、細かい模様が描かれていて、
美しいこと・・・!
江戸時代や、明治時代の女性は、
おしゃれで、おしゃれグッズである油壺も、
いろんな柄のものから、好みのものを選んで、
大切にしていたんだろうなあと想像できます。
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