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三回も夢にでてきた叔母さんの話

 三年前に亡くなった叔母とは、夢で三回も会えました。



 最初は、どこか東北地方の ひなびた湯治場のようなところにいました。簡素ながら ぬくもりのある湯治場で、いろんな人々が、湯船につかって 談笑したり、共同の炊事場で 料理を作ったりしていました。



 叔母は、まだあまり元気がなく、この湯治場でしばらく養生しているんだと、話してくれました。



 「M子が、よう世話してくれて、おいしい料理も作ってくれて、ものすご ありがたいわあ。」と、叔母が言うので、ふと炊事場の方を見ると、お盆の上に料理をのせて いとこのMちゃんが忙しそうにやってきました。



 M子は「これなら、食べれると思うわ。」と、料理を皿にとりわけたりして、すごく かいがいしく世話をしてあげていました。



 二回目に見た夢は、どこか大きなお寺の中で、二十人ほどの人たちが、お坊さんの講話を熱心に聴いている場面でした。



 叔母は楽しそうでした。勉強好きな人で、もっと上の学校にも行きたかったみたいですが、八人兄妹の農家では、そんな余裕はなかったようです。



 だから、すごく有りがたそうに講話に耳を傾けていました。



 講話のあと、みんなで二つの輪になり、お茶を飲みながら談笑していました。叔母は私も輪のなかにはいるように言い、お茶をくんでくれました。



 みんな講話の感想や他のいろんな話を 楽しげにしていました。叔母と同じように向学心にあふれた年配の人々ばかりでした。



 叔母が、「けいちゃん、わたしゃーなー、死んだあとが こんなに楽しい世界とは 思いもせんかったわあ。いろんな教えが聞けて ものすごえええわあ。ありがてえわあ。」と、言い



 「私もなあ、時々みんなにサインをおくろうと思うて がんばりょんじゃけど、これが なかなかむつかしいんよ。」と、そばの魔法瓶を手に取ると、



 「この魔法瓶を こういうふうに回すのって できそうで なかなか むつかしいじゃろう?そういうむつかしさなんよ。」と言い魔法瓶を回そうとしました。



 昔よくあったタイプの細めでペリカンの口みたいな蓋の魔法瓶でした。それの底の部分のふちの部分だけを床につけながら回そうとしていました。



 ちょっとうまく言えませんが、蓋を手でおおうように持ち、ぐるぐると回しながら、おおきなきれいな円を描こうとすると 確かにむつかしいものでした。



 そんなふうに、サインを送るのは微妙にむつかしいものらしいことはわかりました。



 でも叔母は、けなげになんとかサインを送ろうと何度も挑戦しているようでした。



 旅立つ前に、「みんなのことは、絶対見守っとるからな。」と、言ってくれていた正義感の強い優しい叔母でした。



 あの世らしいところでは、ほんとにのびのびと学生のように快活にすごしていたのが嬉しくて、この夢をみたあとに すぐ いとこのMちゃんに電話して様子を伝えてあげました。



 三回目の夢は、少し長くなりますので次回書くことにします。



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kenken358

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主に妖精・小人・天使のイラストを描いています。
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