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あっちでも碁をうっていた祖父の夢

 このさい、いままで見た夢で、印象に残った夢を 思い出す限り書いてみようと思います。



 妖精の夢をもっと見たいのですが、たいていは普通の人間のでてくる夢で、支離滅裂で書くほどのことはないのですが、たまに、あっちの世界に行った人の夢をみることがあります。



 大往生した私の祖父も、夢にでてきました。



 祖父は、朝から暗くなるまで、田んぼや畑で ずっと働いている人でした。明治生まれでがっしりとした体格で、趣味は、木の工作と碁をうつことでした。



 昔の「すくも小屋」(お米の皮をしまっておく納屋)を自分で改造して隠居部屋にし、磨き上げた木の根っこや木彫りの大黒様なんかを展示して いつも嬉しげに ながめていました。



 そんな祖父が亡くなってから、しばらくして見た夢です。



 私は成人していましたが、夢のなかでは10歳ぐらいの子供で、家で遊んでいました。



 しばらくして、呼ばれて行くと 家族や親戚の大人たちがいて、



「けいこ、すまんが この紙袋を おじいちゃんに届けてくれんか。わしらは行けんから。おじいちゃんに渡したら すぐもどっておいで。大事なもんじゃから しっかりにぎっとけよ。」



 と、言われました。私は元気よく、「うん、わかった!」と、駄菓子屋でくれるような茶色のガサガサした紙袋を握ると出かけました。



 どんな所を歩いたのか途中は記憶はなく、気がつけば 神社かお寺の周りを取り囲むような昔風の屋根のついた黄土色の塀が続く道を歩いていました。



 その塀は ずっと続いていて 歩いても歩いても 入り口の門がなかったので、私はよじ登りました。



 塀の屋根の上に 上がってみると、そこは 妙に明るく陽がさしたような広い広い神社かお寺の境内のようでした。



 建物の近くに 梅の木のような枝振りのいい、りっぱな木が二、三本はえていて、それ以外は なんにもない薄茶色のさらさらしたきれいな地面が ずっと広がっていました。



 木のそばに 畳一畳ほどの木の台があり、(名前を忘れましたが、小さい縁側のような、夕涼みするときに庭先でつかうもの)その台に赤い毛せんがひいてあり、二人のおじいさんが座って、碁を楽しげにうっていました。



 私が近づいて、「おじいちゃーん!」と、呼ぶと、祖父は目を細めて、「おおー!けいこ来てくれたんかあー」と嬉しげでした。



 私は紙袋を渡すと、祖父は 「ありがとうよ、ありがとうよ。」と言い、「ご苦労なことじゃったのう、話もしてえが、おめーは、ここになごう(長く)おったら いけん。もう帰れ、みんなによろしゅう ゆうてくれえ。」と、言いました。



 それで、私は また塀をよじ登り 祖父に さよならして、また来た道を戻っていきました。



 帰ると、みんなに「おじいちゃん、元気そうで、あっちでも碁してたよ。」と報告してる、そんな夢でした。



 紙袋のなかに、なにが入っていたのか 全然わかりませんでした。それでも楽しげな祖父に会えて嬉しかった夢でした。



 



 

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kenken358

Author:kenken358
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主に妖精・小人・天使のイラストを描いています。
趣味は庭仕事・ガーデニングです。
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